Undertaleをプレイしたので感想を書く・後編

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前編ではゲーム性について書いたので、後編では言った通りシナリオについてガッツリ感想を述べたいと思います
ので、ここから先はネタバレ注意でお願いしますね

































とりあえず攻略した順(N→G→P)に感想を述べていくと


Nルートは一番初めにやって世界観なんかも掴みにくかったからかも知れませんが良くいえばフツー、悪くいえば平々凡々って感じで三ルートの中じゃ一番微妙でしたかね

パピルス戦からメタトンEX戦までが中弛み?というか淡々と終わってった感じですかね
ただそれは自分がGルート程じゃないですがモンスターを軒並み殺しまくったからかもしれないので、もう1回Nルートを行けば評価がまた変わるかもしれないですね

ただ初見のアズゴア戦でMERCYを壊してきた演出はなかなかイイなと思いましたしBGMの効果もあって燃えましたね
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ほんでもってNルートラスボスのフラウィーくん
プレイしててどうせ黒幕はsansかコイツかなと思ってて満を持して登場しましたね
アズゴア戦の後にフリーズする演出は驚かされました
そんでセーブデータが変わってるのを見てヒヤッとしましたね
ソウルの助けを借りて撃破っていう展開はラスボスだけあって興奮しますね





まあさらっとNルートを書き終えて次、Gルートの感想です
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虐殺していくルートがあると前から聞いていたのでルートに入るようにN以上にひたすら殺しまくっていたら↑のようになってBGMが不穏になり、おっ?となったらトリエルが一撃死しました



Sansからも只者じゃない扱いされ、パピルス君も他ルートでアンダインから危惧された通りの死に方をしてしまいましたね
こういうルートでの繋がりがあると周回してて面白いと思います
やはり殺して少しは罪悪感がありましたがNルートでも皆殺しにしたのでショックまでは受けなかったですかね


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続いてwaterfallからのUndyne the Undying戦
モンスターキッド君を経験値としか見なしてないテキストなんかからも異常感が更に増してきてアンダインすらも一撃で葬る…と思いきや決意を抱いて復活してきたのは胸熱でしたね

ヒーローが現れた

からのbattle against a true heroは本作屈指のシーンだと思います
結構ここで苦戦しましたがプレステコンを使えたのを知ったらかなり楽になりました
東方やってた経験が生きたのかな…?


そしてhotlandからcoreへ
アルフィスも殺してしまうのかなと思ったら最後まででてきませんでしたね
狂った価値観のメタトンからも異常認定され、coreへ向かいますが途中のホテルで唯一佇むバガパン君
ここで逃げないあたり彼の人間?(モンスター)性が伺えるというか

Nルートで苦戦したメタトンもあっさり殺していざ城へという所でクソ花君がしつこく話しかけてきます
ただその中のセリフの
「こんな僕らでも、何もせずにただ"観ている"だけの異常者よりはマシだね。結末を見たがるくせに、自分でやり遂げる勇気もないような、どうしようもないクズのことさ。今も観てるんだろ?」
というのが強烈で印象に残ってます
要するにプレイ動画しか見ないような層に向けた痛烈なメタ発言ですね
ここまでぶっ込んでくるか、と

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そして親の顔より見た廊下と言っても過言ではないこの景色

Sans戦ですね
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もうここはひたっっっすらぶっ殺されました
え?これ負けイベじゃないの?と思って最初の10回は何もしなかったですね
そんで動かせることに気づくも最初のブッパに慣れるのにまた10回は死にました
ただ隠しルートのラスボスならこれくらい強くてもいいんじゃないかなーとは思いますけどね
シナリオ的にもここで止めなきゃ世界滅亡ですからsansも必死なわけです、sansと主人公じゃ一般的なRPGでの真逆の立場を行ってますね


100回は死んだだろうというところでギリギリのとこでラストのビームをやり過ごして必殺、何もしないを喰らいますが、ここで眠ることに気づかず10分くらいうろちょろしてました
そして何故か攻撃が外れたのに2度目が当たりsans、無事死亡してしまいます
パピルスの幻影を見てるのが悲しいですね


さぁアズゴア戦…と思ったら王様何も準備してないという
アンダインがソウル取り込むだろうとか言っといて取り込んでないよこの人
結局一撃で葬られてしまいますがここで出てくるのはお花君
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ここで命乞いをする時にAsrielの顔が出てくるのがまた…
まぁ殺すんですけどね、因果応報って奴ですかね


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そして出てくる黒幕、通称Charaと呼ばれる存在
自分はGルートの時にちょっとネタネームで行ったのでシリアスな場面で微笑してしまいました
様々な方面で考察の議論を広げてる彼は画面の向こう側=プレイヤーに語りかけて来ます

ナレーション説や元は善人説もありますが個人的にはChara≒プレイヤーの決意の擬人化だと思いますが
結局このキャラクターもプレイヤーの選択によって変わっていくんですよね
第四の壁を破るキャラクターとして投げかけてくるセリフ一つ一つがグサッと来ますね
この世界(このUndertaleというゲーム)を捨てて次(次にやるゲーム)に行こうとかよく思いつくなと

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結局Undertaleというゲームを壊されて再起動したら風音しか鳴らないというのも戦慄が走りましたね
ホントにゲーム自体が終わるなんて…っていう

放置してたらテキストが出てきて君のソウルが欲しいと言ってきて冗談半分に殺しにくるのかな?と思いましたが渡したら普通にいつものゲーム画面に戻ってくるという

まぁ普通じゃないんですけどねぇ…
Pルートをクリアした時はビビりましたよ
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綺麗に終わったなと思ったらコレですからね
まぁ今までぶっ殺して来たのが簡単に戻るわけないだろという皮肉ですよね

ゲームの中のキャラクターも生きていたという事を自信を持ってして教えに来るという
こういうメタな所が前編で挙げたゲーマー程のめり込む要因だと思います


じゃあPルートの感想ですが
途中まではNと同じでフラウィーを倒すまで同じだったんでこれってNじゃないのか?と思いましたがロードしてデートイベントをこなすとちゃんと分岐してることがわかりました

いやー正直なとこPルートやってからGルートやらんで良かったかなと思いました
デートイベントで関わるパピルスもアンダインもイイヤツすぎてGルートを思い出して良心が痛みましたね
これが逆だとあれだけ仲良くなった奴らを殺していくというのが…


そんでもってシナリオだとアルフィスの隠し研究所に行ってしまい決意とは何なのか?など今作の世界観に纏わる真相に触れていきます
というかアルフィスがヘマしなきゃCharaも復活しなかったし影の元凶はアルフィスなのでは…?

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フラウィーの正体もNルート終わった時点で最初に落ちてきた人間かアズゴアの子供だろうなぁと思ってたんですがGルート行った時点で消去法でわかりましたね
で、Asriel
今まで友達になってきたキャラクター達が助けに来るという展開はFF4やペルソナ3なんかもあり、ベターですけど王道なだけあっていいですよね

実はGルートでは一緒に殺戮してきたCharaもこの平和なルートではAsrielの説得に力を貸してくれるというのが、プレイヤーの行動でCharaという人物も変わってくるという裏付けですよね

そして大団円、やっと…物語が終わったんやなと思ったら↑↑のアレだよ
まあエンディングが変わるとは聞いてたんですがここでぶち込んでくるとはって感じでしたね



全体を通しては従来のゲーム、ゲーマーに対してのメタ要素や地下世界を主体にした物語自体の完成度も高くインディーでここまでやるのかって感じでしたね
初めはモンスターと戦わないでも進める?メガテンかなと思ったんですがメガテンとも一味違いましたね。
まぁ確かにメガテンからも影響受けてるなと思える場面もありましたが
もうちょい早くやってても良かったかなと少し後悔してます
国内外でも評価されてるだけあるゲームでした






まあ適当な感じの結びですがこれから勉強せずにMOTHER2をやりたいと思います

それでは